も【裳】
1 古代、腰から下にまとった衣服の総称。 2 律令制の男子の礼服で、表袴(うえのはかま)の上につけたもの。 3 平安時代以後の女房の装束で、表着(うわぎ)や袿(うちき)の上に、腰部から下の後方だ...
もうこ‐はん【蒙古斑】
乳幼児の臀部(でんぶ)・腰部などにみられる青色のあざ。その真皮中にメラニン色素細胞が存在することによる。黄色人種に特に顕著。7、8歳ごろまでに自然に消失する。小児斑。児斑。
もごよ・う
[動ハ四] 1 うねって行く。のたくる。「八尋鰐(やひろわに)になりて、はひ—・ひき」〈記・上〉 2 足腰が立たず腹ばいになって行く。「逃げてたゆれ—・ひつつ往けば」〈宇津保・楼上上〉
も‐すこし【も少し】
[副]「もう少し」に同じ。「—こっちへきてここへ腰を掛けなさい」〈左千夫・野菊の墓〉
もっこ‐ふんどし【畚褌】
短い長方形の布の前後にひもを通し、腰の脇で結ぶようにした褌。もっこうふんどし。
も‐の‐こし【裳の腰】
裳の紐(ひも)。裳の腰に付いている飾りの紐。大腰・小腰・引腰(ひきごし)・懸帯(かけおび)など。「萌黄(もえぎ)の—」〈栄花・歌合〉
もの‐し【物仕/物師】
1 物事をよく心得てする人。また、世事になれた人。巧者。「いみじき—ぞ、まろは」〈落窪・一〉 2 裁縫で仕える女の奉公人。おものし。「腰元、中居女、—を添へて」〈浮・胸算用・二〉
もの‐まえ【物前】
1 いくさが始まる直前。「—にて腰立たず無性になる人は本の臆病者とて」〈甲陽軍鑑・一四〉 2 正月・盆・節句などの前。物日の前。「はや極月も二十八日、しかも小の晦日(つごもり)なるに、今日と明日...
もも【股/腿】
足の、ひざから上の腰に続く部分。
もも‐あげ【股上げ】
両足の太ももを、腰の高さまで交互に上げ下げする運動。短距離走のトレーニングや高齢者の筋力低下防止などに利用される。