アキレス‐けん【アキレス腱】
1 ふくらはぎにある腓腹(ひふく)筋・平目(ひらめ)筋を、かかとの骨に付着させる、人体中最大の腱。踵骨腱(しょうこつけん)。 2 《神話アキレウスの故事から》いちばんの弱点。「相手の—をつく」
きし‐けん【起始腱】
骨などに付着する筋肉の一方の端の呼称。運動時に動きの少ない方、または心臓に近い方の腱(けん)をいう。→停止腱
くっきん‐けん【屈筋腱】
手足の指と屈筋をつなぎ、指や手関節を屈曲させる腱。
けん【腱】
筋肉の両端にあって、骨に筋肉を付着させる線維性のひも状の組織。アキレス腱など。→筋腹
けん【腱】
[音]ケン(漢) 筋肉を骨に結びつけている組織。すじ。「腱鞘炎(けんしょうえん)」
しつがい‐けん【膝蓋腱】
大腿(だいたい)四頭筋の末端部で膝蓋骨につき、さらに伸びて脛骨(けいこつ)上端部につく腱。膝蓋靭帯(じんたい)。
たんとう‐けん【短頭腱】
上腕二頭筋の一部をなす腱。上腕二頭筋は肩側で2つに分岐しているが、そのうち内側に位置し、肩甲骨の上縁にある烏口突起に付着する腱をいう。→長頭腱
ちょうとう‐けん【長頭腱】
上腕二頭筋の一部をなす腱。上腕二頭筋は肩側で2つに分岐しているが、そのうち外側に位置し、肩甲骨の関節窩の上部に付着する腱をいう。→短頭腱
チン‐けん【チン腱】
⇒総腱輪
ていし‐けん【停止腱】
骨などに付着する筋肉の一方の端の呼称。運動時に大きく動く方、または心臓から遠い方の腱(けん)をいう。→起始腱