すき‐はら【空き腹】
《「すきばら」とも》腹がへっていること。くうふく。すきっぱら。「—をかかえる」「—にまずい物なし」
す‐ばら【素腹】
子をはらまないこと。また、そのような女性。うまずめ。「御いもうとの—の后は、いづくにかおはする」〈大鏡・師尹〉
せっ‐ぷく【切腹】
[名](スル) 1 自分で腹を切って死ぬこと。平安時代以降、中世・近世を通じて武士の自決法として行われた。はらきり。割腹。 2 江戸時代、武士に科した死罪の一。検死役の前で、自ら腹を切ろうとする...
せっぷく【切腹】
小林正樹監督による映画の題名。昭和37年(1962)公開。原作は滝口康彦の小説「異聞浪人記」。音楽は武満徹。出演、仲代達矢、岩下志麻、石浜朗ほか。カンヌ国際映画祭審査員賞、第17回毎日映画コンク...
せんす‐ばら【扇子腹】
⇒扇腹(おうぎばら)
せん‐ばら【先腹】
先妻の腹にできた子。さきばら。せんぷく。「一人は—にて、二十一なり」〈曽我・二〉
せん‐ぷく【先腹】
先妻の子。さきばら。せんばら。
せん‐ぷく【船腹】
1 船の胴体にあたる部分。「—に穴があく」 2 船の、貨物を積み込む部分。また、その積載量。「—250トン」 3 輸送力としての船舶。多く、その数を表すときに用いる。「—が不足する」「—数」
そば‐はら【側腹】
1 横腹。わきばら。「宮の左の御—に矢一筋たちければ」〈平家・四〉 2 《「そばばら」とも》妾(めかけ)から生まれること。また、その人。めかけばら。〈日葡〉
そら‐ばら【空腹】
1 腹痛らしくみせかけること。「あら腹痛(いた)や、痛や痛やと—病めど」〈浄・丹波与作〉 2 切腹のふりをすること。「—切って城を落ちしは忠信が謀(はかりごと)」〈浮・万金丹・四〉 3 腹を立て...