たいこ‐ばら【太鼓腹】
太鼓の胴のように丸く張り出した腹。
たい‐ふく【大腹/太腹】
[名・形動] 1 おおきなはら。ふといはら。 2 度量の大きいこと。また、そのさま。「—な先生の事だから」〈真山・家鴨飼〉
たち‐ばら【立ち腹】
1 《「たちはら」とも》腹を立てやすいこと。怒りっぽいこと。また、そのような性質。「この聖人は極めて—にぞ有りける」〈今昔・一九・一〇〉 2 立ったままで切腹すること。「武家に生まれた不祥には、...
たね‐はら【種腹/胤腹】
父と母。実の両親。「—一つの兄もある、妹もあれど」〈浄・氷の朔日〉
たら‐ふく【鱈腹】
[副]たくさん飲み食いするさま。腹いっぱい。「餅を—食う」 [補説]「鱈腹」は当て字。
だん‐ばら【段腹】
⇒三段腹
ちくしょう‐ばら【畜生腹】
《犬・猫などの動物が、1回に2匹以上の子を産むところから》 1 女性が1回に二人以上の子供を産むことをののしっていった語。 2 双生児や三つ子などをいった語。また、男と女の双生児。前世で心中した...
ちゃ‐ばら【茶腹】
茶をたくさん飲んだときの腹ぐあい。また、茶をたくさん飲んで空腹を紛らすこと。
ちゅうっ‐ぱら【中っ腹】
[名・形動] 1 怒りを発散できないで、むかむかしていること。また、そのさま。「—になる」「—で、昌造も、思わず突慳貪(つっけんどん)な声を出していた」〈里見弴・安城家の兄弟〉 2 気みじかで威...
ちゅう‐ふく【中腹】
山の、頂上と麓とのまんなかあたり。山腹。