せっそく‐どうぶつ【節足動物】
動物界の一門。体はクチクラの外骨格に覆われ、成長にともなって脱皮をする。体節に分かれ、頭・胸・腹部があり、各節に付属肢が一対ずつつくのが原則。頭にはたいてい触角・目をもつ。全動物の4分の3近くの...
雪隠(せっちん)で饅頭(まんじゅう)
空腹を満たすのに場所をかまわないことのたとえ。また、人に隠れてひっそりと自分だけいい思いをすることのたとえ。
せっ‐ぷく【切腹】
[名](スル) 1 自分で腹を切って死ぬこと。平安時代以降、中世・近世を通じて武士の自決法として行われた。はらきり。割腹。 2 江戸時代、武士に科した死罪の一。検死役の前で、自ら腹を切ろうとする...
せっぷく‐もの【切腹物】
切腹しなければならないほどの責任を問われる大変な失敗や手落ち。
せつ【切】
[音]セツ(漢) サイ(呉) [訓]きる きれる [学習漢字]2年 〈セツ〉 1 刃物などで切る。「切開・切除・切断・切腹・切磋琢磨(せっさたくま)」 2 こすり合わせる。「切歯」 3 ぴった...
背(せ)に腹(はら)はかえられない
《五臓六腑(ろっぷ)のおさまる腹は、背と交換できないの意》さし迫った苦痛を回避するためには、ほかのことを犠牲にしてもしかたない。 [補説]「背を腹にはかえられない」とするのは誤り。
せ‐びらき【背開き】
魚の背筋に沿って切り、腹の皮を残して開くこと。背切り。背割り。
せみ【蝉】
1 半翅(はんし)目セミ科の昆虫の総称。翅(はね)は膜質で透明。頭部は三角形で両側に複眼、その間に単眼が3個あり、管状の口吻(こうふん)をもち、樹液を吸う。雄は腹部に発音器をもち、樹幹などで鳴く...
セリアック‐びょう【セリアック病】
小麦やライ麦などに含まれるたんぱく質のグルテンによって引き起こされる慢性の自己免疫疾患。小腸の粘膜が炎症を起こし、栄養の吸収が阻害される。腹痛・腹部膨満・下痢・脂肪便・便秘・鉄欠乏性貧血・疲労感...
せり‐だ・す【迫り出す】
[動サ五(四)] 1 前の方に出っ張る。つき出てくる。「腹が—・す」「観衆が道路に—・す」 2 隠れていたものが表面に出てくる。「次第と現実世界に—・して来る」〈漱石・虞美人草〉 3 上または前...