つち‐ばち【土蜂】
1 膜翅(まくし)目ツチバチ科の昆虫の総称。体は大形で黒色、腹部は長く大きく、金色の毛が密生し、横縞のあるものが多い。雌は、地中に潜むコガネムシの幼虫に卵を産みつける。《季 春》 2 クロスズメ...
つつみ‐やき【包(み)焼(き)】
1 魚・肉・野菜などを木の葉・紙・ホイルなどに包んで焼くこと。また、その焼いたもの。 2 鮒(ふな)の腹に昆布・串柿(くしがき)・焼き栗などを入れて焼いたもの。門出や出陣の祝いに用いた。「鮒の—...
つのめ‐どり【角目鳥】
ウミスズメ科の鳥。全長約35センチ。頭と背は黒く、顔と腹は白い。くちばしは大きく、左右からつぶしたように平たい。目の後方に黒線があり、夏、目の上に角状の飾りが出る。北太平洋に分布し、冬に北日本に...
つばくろ‐えい【燕鱏】
アカエイ科の海水魚。全長約1メートル。体は幅が広い菱形で、尾は細くて短く、毒のとげがある。背面は緑色を帯びた灰褐色、腹面は白色。本州中部以南に分布。練り製品の原料。
つぼ‐そで【壺袖】
1 袂(たもと)のない袖。筒袖。 2 鎧(よろい)の胴丸・腹巻きの袖の一。上部が広く、下の方がしだいに狭く作られている。
つぼ‐だい【壺鯛】
カワビシャ科の海水魚。全長約30センチ。側扁し、背びれ・しりびれ・腹びれのとげは強大。南日本の深海底にすむ。食用。
つまあか‐すずめばち【褄赤雀蜂】
スズメバチ科の昆虫。体色は全体が黒く、腹部の先端が赤褐色。低木や地中に巣を作り、トンボ・ミツバチ・ハエなどを捕食する。南アジアから東南アジアにかけて分布。日本では特定外来生物。
つま‐はじき【爪弾き】
[名](スル) 1 人さし指や中指を親指の腹に当て、強くはじくこと。嫌悪・軽蔑・非難などの気持ちを表すしぐさ。 2 ある人を忌みきらって排斥すること。「同僚から—される」
つめ‐こ・む【詰(め)込む】
[動マ五(四)] 1 物を入れ物にできるだけたくさん入れる。「かばんに本を—・む」 2 十分に食べる。「飯を腹いっぱい—・む」 3 知識をむやみに覚える。「英単語を頭に—・む」
つめ‐つめ【抓め抓め】
指先でつねること。「脇腹を—して」〈浮・好色盛衰記〉