にょうどう‐せん【尿道腺】
尿道の内壁にある小さな粘液分泌腺の総称。
にょうどう‐ぼうせん【尿道傍腺】
⇒スキーン腺
ねんえき‐せん【粘液腺】
主に体表に粘液を分泌する腺。動物では消化管などに多数分布する。昆虫では雌の膣に開口するものをいい、産卵時に卵を粘着させる物質を分泌する。植物では食虫植物などにみられる。
バルトリン‐せん【バルトリン腺】
女性性器の膣(ちつ)入り口の左右にある分泌腺。性交の際に潤滑液の役をする粘液を分泌する。デンマークの解剖医バルトリン(C.T.Bartholin)が発見。大前庭腺。
ひし‐せん【皮脂腺】
皮膚の内層にあって、脂質を蓄積し、毛孔を通じて皮脂として体表に分泌する腺。手のひらと足のうら以外の全身にある。脂腺。
ひふ‐せん【皮膚腺】
動物の表皮に開口する外分泌腺。哺乳類では汗腺・皮脂腺・乳腺、両生類では粘液腺・毒腺、魚類では粘液腺などがある。皮腺。
ふく‐こうじょうせん【副甲状腺】
甲状腺の後ろ側にふつう2対4個ある米粒状の内分泌腺。副甲状腺ホルモンを分泌する。上皮小体。
ぶんぴつ‐せん【分泌腺】
分泌物の排出を行う腺。外分泌腺と内分泌腺とがある。
へんとう‐せん【扁桃腺】
扁桃、特に口蓋扁桃のこと。→扁桃
ぼうせき‐せん【紡績腺】
⇒出糸腺(しゅっしせん)