アポクリン‐かんせん【アポクリン汗腺】
⇒アポクリン腺
アポクリン‐せん【アポクリン腺】
《apocrine》汗腺(かんせん)の一。わきの下、乳首、下腹部、肛門の周囲などにあり、思春期以後に発達する。分泌物は体臭のもとになる。
い‐せん【胃腺】
胃の内壁の粘膜に開口する腺の総称。消化液や塩酸などを分泌。場所により胃底腺・噴門腺・幽門腺に分けられる。
エクリン‐せん【エクリン腺】
《eccrine gland》汗腺の一。全身の皮膚に分布し、日本人で200万〜500万個あるといわれる。180万〜280万個が常時働いて、発汗により体熱の放散を行う。
えん‐せん【塩腺】
⇒塩類腺
えんるい‐せん【塩類腺】
海ガメや海鳥などに発達している分泌腺(ぶんぴつせん)で、海水から過剰に摂取した塩分を排出するもの。塩腺。
カウパー‐せん【カウパー腺】
前立腺下方の尿生殖隔膜内にあるエンドウ豆大の一対の副生殖腺。導管は尿道に開口し、性的興奮時に弱アルカリ性の粘液を分泌する。1702年に英国の解剖学者カウパーが記載。クーパー腺。尿道球腺。 [補説...
かがい‐みつせん【花外蜜腺】
被子植物で、花以外の葉柄や托葉にある蜜腺。アリをこの蜜で誘引し、他の昆虫による葉などの食害を防ぐ役割があると考えられている。サクラやソラマメなどに見られる。⇔花内蜜腺。
かない‐みつせん【花内蜜腺】
被子植物で、花に存在する蜜腺。⇔花外蜜腺。
かん‐せん【汗腺】
汗を分泌する皮膚腺。真皮または結合組織中にあり、管状をなす。エクリン腺とアポクリン腺とがある。