のう‐まく【脳膜】
脳を覆い包んでいる膜。脳脊髄膜の脳の部分。脳髄膜。
はい‐きょうまく【肺胸膜】
⇒臓側胸膜
はい‐まく【胚膜】
哺乳類・鳥類・爬虫類(はちゅうるい)などで、胚を包む膜。羊膜・漿膜(しょうまく)・尿膜などの総称。胚の保護・栄養・呼吸・排出などの役割をする。
うす‐まく【薄膜】
⇒はくまく(薄膜)
はく‐まく【薄膜】
うすい膜。うすまく。「—トランジスター」⇔厚膜。 [補説]多く、生物の器官などを覆うものは「うすまく」、蒸着などにより作られる化学的なものは「はくまく」と読む。
はんしゃぼうし‐まく【反射防止膜】
カメラや望遠鏡などの光学系において、レンズの表面反射を低減させ、コントラストを向上させるための薄膜。とくにガラスと屈折率が異なる薄膜により、界面反射と干渉を利用するものを指す。
はんとう‐まく【半透膜】
溶液や気体混合物などについて、成分の一部は通すが、他の成分は通さない膜。水は通すがほとんどのイオンは通さないフェロシアン化銅の沈殿膜、低分子のものは通すがコロイド粒子は通さないセロファン膜・膀胱...
ひ‐まく【皮膜】
1 皮膚と粘膜。 2 皮のような膜。
ひ‐まく【被膜】
物をおおい包んでいる膜。
ひ‐まく【飛膜】
鳥以外の陸生の脊椎動物が滑空や飛行をするための皮膚のひだ。コウモリ・ムササビ・ヒヨケザルなどにみられ、前肢・体側・後肢にかけて膜状に発達。