こうもり【蝙蝠】
《「かわほり」の音変化》 1 翼手目の哺乳類の総称。前あしおよびその指が著しく発達し、これらと胴・後あし・尾との間にうすい飛膜が張って翼を形成する。視覚は鈍いが、声帯から超音波を発して、その反響...
こうもん‐きょきん【肛門挙筋】
肛門の周囲に位置する恥骨尾骨筋・腸骨尾骨筋・恥骨直腸筋の総称。骨盤底筋の一つで、骨盤隔膜を構成し、骨盤内臓を支持する。
こうりんししつこうたい‐しょうこうぐん【抗燐脂質抗体症候群】
自己免疫疾患の一つ。細胞膜のリン脂質に反応する自己抗体が血液中に生じることにより、血液が凝固しやすくなり、血栓症・習慣流産・血小板減少症などを発症する。原発性は指定難病の一つ。全身性エリテマトー...
こきゅう‐うんどう【呼吸運動】
動物が外呼吸を営むための運動。ヒトの肺呼吸では肋間筋(ろっかんきん)による胸郭の運動と横隔膜の収縮・弛緩(しかん)による運動とが行われる。
こきゅう‐きん【呼吸筋】
呼吸運動をするための筋肉。動物の種類によって異なり、ヒトでは外肋間筋(がいろっかんきん)・肋軟骨間筋・内肋間筋・肋骨挙筋・横隔膜など。
こきゅう‐さ【呼吸鎖】
細胞呼吸に関係するチトクロムなどの酵素が鎖状に並んでいるもの。ミトコンドリアの内膜などに存在し、解糖系やクレブス回路などで生じた水素電子がここで次々に受け渡され、最終的に酸素に伝えられて水となる...
コクサッキー‐ウイルス【Coxsackie virus】
米国のニューヨーク州コクサッキーで最初に分離された球状のウイルス。主に子供が感染し、風邪の症状にはじまり、髄膜炎や筋炎を起こす。
こ‐しつ【鼓室】
中耳の主体となる部分で、鼓膜の内側にある空間。耳小骨が収まっている。中耳腔。
こたいこうぶんしがた‐ねんりょうでんち【固体高分子型燃料電池】
高分子のイオン交換膜を固体電解質として用いる燃料電池。約60〜100度という低温で作動するため、速やかな起動・停止が可能。小型軽量化に向く。PEFC(polymer electrolyte fu...
こ‐ちょう【鼓腸/鼓脹】
1 腸内にガスが大量にたまって腹が膨れ上がった状態。腸閉塞や腹膜炎などでみられる。 2 反芻(はんすう)動物、特に牛で、第1胃に食物の発酵によるガスがたまった病的な状態。