にほん‐じゅうけつきゅうちゅう【日本住血吸虫】
住血吸虫の一種。体は細長いひも形で雌が雄より大きい。中間宿主はカタヤマガイ。貝から出た幼虫は皮膚を通して人・牛・犬・猫などの腸間膜に寄生。粘血便・発熱・腹痛、慢性期になると肝硬変などの疾患を起こ...
にょうせいしょく‐かくまく【尿生殖隔膜】
骨盤隔膜とともに骨盤下口を覆う筋膜。骨盤隔膜前部浅層に位置する。深会陰横筋・尿道括約筋などからなり、男性では尿道、女性では尿道と膣(ちつ)が貫いている。
にょう‐のう【尿嚢】
脊椎動物の羊膜類の発生中の胚(はい)にできる、内胚葉と中胚葉からなる袋状のもの。初めは排泄物を満たすが、のちに爬虫(はちゅう)類・鳥類では呼吸器官として働き、哺乳類では胎盤の一部を形成する。
にょう‐まく【尿膜】
脊椎動物の羊膜類の発生でできる胚膜の一。尿嚢(にょうのう)を形成する。
ヌクレオカプシド【nucleocapsid】
ウイルス粒子の中心にある核酸とそれを取り囲むカプシドのこと。 [補説]ヘルペスウイルスやインフルエンザウイルスなどは、ヌクレオカプシドがさらにエンベロープと呼ばれる外膜で覆われている。
ねじれ‐ばね【撚翅】
ネジレバネ目の昆虫の総称。体は微小。雄は前翅(まえばね)が退化し棍棒(こんぼう)状でねじれており、後ろ翅は膜質で扇状。雌は蛆(うじ)状。他の昆虫に寄生する。幼虫は寄主の体内に入ると脱皮して無脚と...
ねっしょう‐し【熱傷死】
熱傷(高温・高熱による皮膚や粘膜などの損傷)を原因として死亡すること。熱傷ショック、気道熱傷、感染による敗血症、腎不全、多臓器不全による死亡などがある。
ねっせんはんしゃ‐ガラス【熱線反射ガラス】
表面に赤外線を反射するコーティングが施されたガラス。金属または金属酸化物の薄膜が用いられる。可視光を透過し、赤外線を反射するため、建物内の冷房効果を高めることができる。赤外線反射ガラス。
ネフリン【nephrin】
腎臓の糸球体にある濾過(ろか)膜を構成するたんぱく質。 [補説]腎臓は、血液中の老廃物を尿として排出する一方、身体に必要なたんぱく質を尿に出さないようにしている。ネフリンの遺伝子に異常があると、...
ねん【粘】
[常用漢字] [音]ネン(呉) [訓]ねばる ねちねちとくっつく。ねばりけがある。「粘液・粘着・粘稠(ねんちゅう)・粘土・粘膜」 [補説]「黏」は本字。 [難読]粘葉装(でっちょうそう)