ちゃ‐ちゃ【茶茶】
1 他人の話に割り込んで言う、ひやかしや冗談。「まじめな相談に—が入る」 2 《近世上方女性語》茶のこと。「もしお入りなされ。—上がってお出(いで)んかいな」〈滑・膝栗毛・六〉
ちゃら‐くら
「ちゃら1」に同じ。「ちゃらくらと」の形で副詞的にも用いる。「あのお方は大の—ぢゃよって油断はならぬぞえ」〈洒・南遊記〉 「いろいろ—とことわりを言ひちらし」〈滑・膝栗毛・五〉
ちゃら‐ぽこ
「ちゃらっぽこ」に同じ。「古着屋めを—ではぐらかして」〈滑・膝栗毛・七〉
ちゃら‐めか・す
[動サ四]出たらめを言ってうまくごまかす。ちょろまかす。「駕籠舁どもが銭を一本—・し」〈新内・道中膝栗毛〉
ちゅうかん‐こうきん【中間広筋】
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の一つで、大腿直筋の深層にあり、体表から触れることはできない。大腿骨の前面から起こり、他の3つの筋と合流して膝蓋骨底につき、膝蓋靭帯(しつがいじんたい)を経て脛骨...
ちょう‐がい【帳外】
1 とばりの外。幕の外。 2 帳面に記入してないこと。「相宿の木まくらに結ぶ縁は出雲の—」〈滑・膝栗毛・六〉 3 ⇒帳外(ちょうはず)れ
ちょうさい‐ぼう【嘲斎坊】
人をあざけり、ばかにすること。また、からかわれ、ばかにされる人。嘲斎坊主。「いやきさまたちゃあ、おれをいい—にする」〈滑・膝栗毛・五〉
ちょう・ず【調ず】
[動サ変] 1 ととのえる。調達する。「風衣(とんびがっぱ)の旅服を—・ぜり」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 料理する。調理する。「若菜など—・じてやと」〈源・若菜下〉 3 祈って怨霊や物の怪(け...
ちょこ【猪口】
1 《「ちょく(猪口)」の音変化》さかづき。「—に酒をつぐ」 2 「猪口才(ちょこざい)」の略。「何がとは、—言うてぢゃ」〈滑・膝栗毛・七〉
ちょん
[名] 1 《芝居の終わりに打つ拍子木の音から》物事の終わること。「その問題はこれで—だ」 2 免職になること。くび。 3 しるしにつける点。ちょぼ。「文中に—を打つ」 4 俗に、頭の悪いこと...