ゆき‐なり【行(き)成り】
[名・形動]「いきなり」に同じ。「両人は—にかたわらへねころぶと」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 [副]「いきなり」に同じ。「いづみ湯に入るト—はだかになり」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
ようえ‐かんのん【葉衣観音】
三十三観音の一。赤蓮華座または白蓮華座に左膝を立てて座る姿に表され、二臂(ひ)または四臂。
よこ‐ぐわえ【横銜え】
1 口の横でくわえること。また、横にしてくわえること。「パイプを—にする」 2 物事の一部分を聞いて知っていること。なまかじり。「居ながら海外万里の情を、…東訛りの—」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
よこ‐なまり【横訛り】
言葉や発音がくずれること。なまり。「—の朴訥(むくつけ)なるは」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
よみ‐た・てる【読(み)立てる】
[動タ下一][文]よみた・つ[タ下二]声高に読む。読み上げる。「廿一日のくだりを—・てるに」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
よろい【鎧/甲】
《動詞「よろ(鎧)う」の連用形から》 1 着用して身体を被護する武具。被護部分により、頸甲(くびよろい)・肩甲・胸甲・膝甲(ひざよろい)などという。 2 胴から大腿部(だいたいぶ)にかけて被護す...
りだんせいこつ‐なんこつえん【離断性骨軟骨炎】
関節軟骨下の骨組織が、栄養障害などの原因で壊死し、表面の軟骨とともにはがれ落ちる病変。子供、特に男子に多くみられる。肘・膝・股関節などに好発する、骨端症の一種。解離性骨軟骨炎。→少年野球肘
りょう‐こう【良工】
1 腕のよい職人。「—材を選ばず」 2 すぐれた画家や彫刻家。「絶世の佳人有名の山水など当時誉れを挙し大家現今の—の筆跡なれば」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
りょう‐とう【両頭】
1 一つのからだに頭が二つあること。また、その頭。双頭。「—の蛇」 2 二人の頭領・支配者。「—会談」 3 両方。また、両方の端。両端。「こんなに—の雪隠(せっちん)にしておくからわるい」〈滑・...
りょう‐め【竜馬】
「りゅうめ(竜馬)1」に同じ。「異国(からくに)の—に等しく、千里の外に轟きたれば」〈滑・膝栗毛・発端〉