臨済(りんざい)の喝(かつ)徳山(とくざん)の棒(ぼう)
《「伝灯録」から》臨済禅師はよく大喝を与え、徳山和尚はよく痛棒を加えたことから、禅宗の修行のきびしさのたとえ。
りんざいろく【臨済録】
中国、唐代の法語集。1巻。臨済義玄の法語を慧然(えねん)が編集。1120年、宗覚重刊。臨済宗で最も重要な語録。鎮州臨済慧照禅師語録。
りん‐し【臨死】
死に瀕(ひん)して、生と死の境をさまようこと。また、いったん死んだとみなされたのちに再び生き返ること。「—体験」
りんし【臨淄】
中国、山東省中部の北寄りにある小都市。現在、淄博市の一部。春秋戦国時代に斉の都があった。
りん‐しゃ【臨写】
[名](スル)原本や手本を見て字や絵などをかき写すこと。「名筆を—する」
りん‐しょ【臨書】
[名](スル)書道で、手本を見ながら字を書くこと。また、そのようにして書いた書。「千字文を—する」⇔自運。
りん‐しょう【臨床】
病床に臨んで診療すること。患者に接して診察・治療を行うこと。
りんしょう‐い【臨床医】
患者に接して診察・治療をする医師。
りんしょう‐いがく【臨床医学】
患者に接して診断・治療を行う医学分野。内科・外科・産婦人科・小児科・耳鼻咽喉科・眼科・精神科などの領域に分かれる。基礎医学・社会医学に対していう。
りんしょう‐いでんいがく【臨床遺伝医学】
人類遺伝学の理論や技法を応用して遺伝的要因が関与する臨床課題に取り組む、医学の一分野。