こん‐しん【懇親】
[名・形動] 1 ねんごろで親しいこと。また、そのさま。親切。じっこん。「—にお交際(つきあい)したい」〈福沢・福翁自伝〉 2 親しく交際すること。親しみ合うこと。親睦(しんぼく)。「メンバーの...
こんちゅうき【昆虫記】
《原題、(フランス)Souvenirs entomologiques》ファーブルの記録文学。10巻。1879〜1910年刊。自伝的回想を交え、魅力的な文体で昆虫の行動と生活を綿密に記録したもの。
ごくらくとんぼ【極楽とんぼ/極楽トンボ】
(極楽とんぼ)里見弴の中編小説。昭和36年(1961)1月、「中央公論」誌に発表。同年刊行。 (極楽トンボ)青島幸男の自伝的小説。昭和57年(1982)刊。
ゴー【GO】
金城一紀の小説。在日韓国人の高校生の生き方を描いた半自伝的作品。平成12年(2000)刊行。同年、第123回直木賞受賞。平成13年(2001)映画化。
さ‐たん【左袒】
[名](スル)《「袒」は衣を脱いで肩をあらわにする意で、中国、前漢の功臣周勃(しゅうぼつ)が呂氏(りょし)の乱を鎮定しようとした際、呂氏に味方する者は右袒せよ、劉氏(りゅうし)に味方する者は左袒...
さばくのはな【砂漠の花】
平林たい子による自伝的長編小説。昭和32年(1957)刊行。
ざい‐きん【在勤】
[名](スル)現在、ある勤務に就いていること。特に、地方などで勤務に就いていること。在職。在任。「札幌支店に—している」「大阪の藩邸に—して」〈福沢・福翁自伝〉
ざら
[名] 1 「ざら紙」の略。 2 「ざらめ糖」の略。 3 ばら銭。「夜盗ども見ろと両手で—を寄せ」〈柳多留・五〉 [形動][文][ナリ] 1 いくらでもあって、珍しくないさま。「その程度の作...
ざんげろく【懺悔録】
⇒告白録(こくはくろく) 《原題、(フランス)Les Confessions》ルソーの自伝的告白録。1765〜70年作。赤裸々な自我を表白したもの。告白録。 《原題、(スペイン)Las C...
し‐ごく【至極】
[名・形動] 1 極限・極致に達していること。この上ないこと。また、そのさま。「—の貧生で、…按摩をして凌いで居る者がある」〈福沢・福翁自伝〉 「女道衆道の—をあらはす要文」〈浮・禁短気・二・...