我(わ)が意(い)を◦得(え)る
自分の考えにぴったり合う。自分の思い通りだ。我が意を得たり。
わが‐こ【我が子】
自分の子ども。
我(わ)が心(こころ)石(いし)に匪(あら)ず転(てん)ず可(べ)からず
《「詩経」邶風・柏舟から》石は転がすことができるけれども、自分の心は動かすことはできないの意で、心が確固不動なことのたとえ。
わが‐こと【我が事】
自分に関係のあること。自分のこと。「友の成功を—のように喜ぶ」
わが‐せ【我が背/我が夫】
女性が自分の夫・恋人・兄弟などを親しんでよぶ語。わがせこ。わがせな。「馬買へ—」〈万・三三一四〉
わがたつ‐そま【我が立つ杣】
[連語] 1 自分が住む山。「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)の仏たち—に冥加(みゃうが)あらせ給へ」〈新古今・釈教〉 2 《1の伝教大師の歌が、比叡山(ひえいざん)建立のと...
我(わ)が田(た)へ水(みず)を引(ひ)く
自分に都合のよいように取り計らうことのたとえ。我田引水(がでんいんすい)。
わ‐が‐でに【我がでに】
[副]《「でに」はそれ自身での意》自分自身で。みずから。「真実から—もよく合点して」〈難波物語〉
わが‐とう【我が党】
[名] 1 自分が所属する党。「—の総裁」 2 自分の仲間。同志。「—の士」 [代] 1 一人称の人代名詞。私。自分。「—は常陸(ひたち)からつん出た順礼さでおんぢゃり申す」〈浄・碁盤太平記...
わが‐ともがら【我が輩】
自分たちの仲間。また、わたしたち。われわれ。一人称の人代名詞のようにも用いられる。「これらは愚俗の言葉にて—はとらず」〈読・雨月・菊花の約〉