じゆう‐ぼうえき【自由貿易】
国家が輸出入品の禁止・制限、関税賦課・為替管理・輸出奨励金などの規制、および保護・奨励を加えない貿易。→保護貿易 →管理貿易
じゆうぼうえき‐きょうてい【自由貿易協定】
地域間または国との間で、関税や量的制限などの貿易障壁を相互に撤廃し、自由に貿易を行うことによって相互の利益を図ることを目的とする取り決め。代表的なものに米国、カナダ、メキシコの間で1994年に発...
じゆうぼうえき‐けん【自由貿易圏】
⇒自由貿易地域1
じゆうぼうえき‐こう【自由貿易港】
⇒自由港
じゆうぼうえき‐ちいき【自由貿易地域】
1 関税や輸入数量制限などの貿易障壁を相互に撤廃した国や地域の集団。ASEAN自由貿易地域(AFTA)・北米自由貿易協定(NAFTA)・欧州経済領域(EEA)など。自由貿易圏。FTA(free ...
じゆう‐ぼうちょう【自由膨張】
物体が外部に対して仕事をせずに膨張すること。たとえば、真空中に気体を拡散させる場合、気体には外部から何ら圧力がかかっていないため仕事をしたことにはならず、自由膨張とみなされる。また、内部エネルギ...
じゆう‐みん【自由民】
他人の強制を受けない自由な人民。特に、古代社会の奴隷身分以外の者をさす。
じゆうみんけん‐うんどう【自由民権運動】
明治前期、藩閥政治に反対して国民の自由と権利を要求した政治運動。明治7年(1874)の板垣退助らによる民撰議院設立建白書の提出に始まり、国会の開設を要求する運動として全国的に広がった。のち、自由...
じゆうみんけん‐しそう【自由民権思想】
⇒自由民権論
じゆうみんけん‐ろん【自由民権論】
人間は本来自由であり、平等に政治に参加する権利を持っているとする政治思想。自由民権運動の理論的支柱となった。イギリスの功利主義、フランスの民権思想などの影響が大きい。自由民権思想。