やました‐こうえん【山下公園】
神奈川県横浜市中区にある臨海公園。昭和5年(1930)の開園。面積約7万平方メートル。関東大震災からの復興事業として、がれきなどを埋め立てて造成された。氷川丸の乗船場などがあり、観光名所となっている。
やましな‐でら【山階寺】
《はじめ山城国山階に建てられたところから》興福寺の旧称。
やましな‐どうり【山階道理】
《藤原氏の氏寺、山階寺(興福寺)が藤原氏の権勢を頼んで無理を押し通したところから》非理非道が権力により道理としてまかり通ること。
やまと‐え【大和絵/倭絵】
本来は、日本の風景や風俗を描いた絵画。鎌倉後期からは、宋元画やその影響を受けた新様式の日本画に対して平安時代以来の伝統的な様式による絵画の総称。唐絵(からえ)に対していう。また、15世紀に土佐派...
やみ‐じる【闇汁】
持ち寄った材料を、暗がりの中で鍋(なべ)で煮て、何が入っているかわからないまま食べて興じるもの。闇鍋。《季 冬》「—の杓子(しゃくし)を逃げしものや何/虚子」
やよい‐きょうげん【弥生狂言】
江戸時代の歌舞伎で、3月に上演する狂言。また、その興行。宿下がりの御殿女中を当て込み、御殿物などを仕組むことが多かった。京坂では三の替わり。《季 春》
ゆいま‐え【維摩会】
維摩経を講ずる法会。10月10日から7日間、奈良の興福寺で行われる。維摩講。《季 冬》「—にまゐりて俳諧尊者かな/鬼城」
ゆう【遊】
[音]ユウ(イウ)(漢) ユ(呉) [訓]あそぶ [学習漢字]3年 〈ユウ〉 1 あちこち出歩いてあそぶ。「遊歩・遊覧/清遊」 2 よその土地に出かける。「遊学・遊子・遊説(ゆうぜい)/外遊・...
ゆう‐がく【遊楽】
1 音楽を奏して遊び興じること。 2 猿楽の能のこと。世阿弥が用いた語。
ゆう‐きょう【遊興】
[名](スル)遊び興じること。特に、酒色に興じること。「花街ではでに—する」