ぜつあつ‐し【舌圧子】
口やのどを観察しやすくするため舌を押さえるのに用いる、へら状の医療器具。圧舌子。
ぜついん‐しんけい【舌咽神経】
舌と咽頭に分布する脳神経。舌の後部3分の1の味覚・知覚をつかさどり、舌骨筋・咽頭筋の運動、耳下腺の分泌などに関与する。第九脳神経。
ぜつ‐えん【舌炎】
口内炎が舌に起こったもの。
ぜつ‐おん【舌音】
中国の音韻学の用語で五音の一。タ行・ナ行・ラ行などの音で、舌と歯茎を用いて発音する破裂音。「端」「透」「定」「知」の類。
ぜつ‐がん【舌癌】
舌にできる癌。合わない義歯・金属冠や虫歯のとがった部分の刺激が誘因となる。
ぜつ‐しょうたい【舌小帯】
舌の裏側の正中線上にある、舌と口腔底(こうくうてい)をつなぐ粘膜のひだ。
ぜつ‐じょう【舌状】
舌のかたち。舌のような形状。
ぜつじょう‐か【舌状花】
合弁花の一。下部は筒状で、上部の一部が舌状に伸びている花。タンポポなどにみられる。
ぜつ‐じん【舌人】
通訳をする人。通弁。通事。「わが—たる任務は」〈鴎外・舞姫〉
ぜつ‐だい【舌代】
1 「申し上げます」の意で、あいさつや値段表などの初めに書く語。口上書き。しただい。 2 口頭で伝える代わりに書いた、短いあいさつ。「一通の手紙を取り出して見せた。—として、…金兵衛にあてたもの...