いんとう‐おん【咽頭音】
音声学で、咽頭の後壁に舌根を接近させて調音される、しわがれたうなり声のような摩擦音。アラビア語などにみられる。
いんとう‐か【咽頭化】
[名](スル) 音声学で、[t]や[s]などの子音が舌根の咽頭後壁への接近を伴って調音されること。
う
1 五十音図ア行の第3音。五母音の一。後舌の閉母音。[u] 2 平仮名「う」は「宇」の草体から。片仮名「ウ」は「宇」の冠から。 [補説]五十音図ワ行の第3音としても重出。
うし‐の‐した【牛の舌】
カレイ目ウシノシタ亜目の海水魚の総称。水底の砂泥中にすみ、体は扁平で、口が鉤(かぎ)形に曲がっている。両眼はウシノシタでは左側に、ササウシノシタでは右側にある。世界の温帯から熱帯に分布。食用。→...
うしろじた‐ぼいん【後ろ舌母音】
⇒こうぜつぼいん(後舌母音)
うつし‐ぐら【移し鞍】
平安時代、官人が公用で乗る馬寮(めりょう)の馬につける鞍。平文の鞍橋(くらぼね)、半舌の鐙(あぶみ)、斧形の大滑(おおなめ)が特色。似せて作った鞍を私馬(わたくしのうま)につけることもある。うつ...
うんどうせい‐こうおんしょうがい【運動性構音障害】
構音障害のうち、口腔・舌・唇などの構音器官の動きを思うように調節できないため、うまく話せない状態。運動障害性構音障害。
え
1 五十音図ア行の第4音。五母音の一。前舌の半閉母音。[e] 2 平仮名「え」は「衣」の草体から。片仮名「エ」は「江」の旁(つくり)。 [補説]五十音図ヤ行の第4音としても重出。ただし、平安初期...
えぐ‐み【蘞味/醶味】
えぐい味。あくが強くて、のどや舌がいがらっぽく感じる味。→えぐい1
えんしん‐ぼいん【円唇母音】
唇のまるめを伴う母音。例えば、英語では[ɑ]を除くすべての後舌母音。