ゲノフェーファ【Genoveva】
シューマンのオペラ。全4幕。1847年から1849年にかけて作曲。8世紀頃のフランスを舞台とする、領主ジークフリートと夫の留守中に不義の疑いをかけられた若い妻ゲノフェーファをめぐる愛憎劇。シュー...
げんしゅのぼうはん【元首の謀叛】
中村正䡄の長編小説。1970年代の東西ドイツを舞台とした作品。昭和55年(1980)刊行。同年、第84回直木賞受賞。
こ‐いち【小一】
劇場で、舞台のすぐ下の平土間の最前列の見物席。かぶりつき。あまおち。
こいぶみ【恋文】
連城三紀彦の短編小説集。昭和59年(1984)刊行。余命わずかな昔の恋人のもとに走った夫と年上の妻の葛藤を描く表題作など全5作を収める。第91回直木賞受賞。昭和60年(1985)、神代辰巳監督...
こうきゅうからのゆうかい【後宮からの誘拐】
《原題、(ドイツ)Die Entführung aus dem Serail》モーツァルトのドイツ語によるオペラ。全3幕。1782年にウィーンで初演。16世紀のトルコを舞台に、主人公であるスペイ...
こう‐けい【後景】
絵や写真などで、中心になる題材の後方に見える景色。また、舞台装置の書き割り。背景。バック。⇔前景。
こうけん‐ざ【後見座】
能舞台で、後見が控えている場所。後座(あとざ)の後方部の向かって左手の隅、後見柱の右わきにあたる。
こうけん‐ばしら【後見柱】
能舞台で、橋懸かりから舞台に入るときに左側にある柱。シテ柱の奥で、後見座と狂言座との間にある。狂言柱。
こう‐ざ【高座】
1 寄席などで、芸人が芸を演じるための一段高い所。劇場の舞台に相当する。「—をつとめる」「—にのぼる」 2 天皇や将軍が、謁見などのときにすわる座席。 3 主賓・年長者などのために設けた高い位置...
こう‐じょう【口上/口状】
1 口頭で申し述べること。また、その内容。「あいさつの—を聞く」「逃げ—」 2 口のきき方。ものいい。 3 歌舞伎などの興行物で、出演者または劇場の代表者が、観客に対して舞台から述べるあいさつ。...