た‐まい【田舞/田儛】
五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈念して行われた古代儀式舞踊。民間の田仕事での歌舞が、宮廷に入って儀式化したもの。大嘗祭(だいじょうさい)のとき、主基(すき)方の人が奏したほか、伊勢・春日(かすが...
たまうさぎ【玉兎】
歌舞伎舞踊。清元。本名題「玉兎月影勝(たまうさぎつきのかげかつ)」。2世桜田治助作詞、清沢万吉作曲。七変化「月雪花名残文台(つきゆきはななごりのぶんだい)」の一つで、文政3年(1820)江戸中村...
たまぐすく‐ちょうくん【玉城朝薫】
[1684〜1734]琉球の官人・舞踊家。中国の冊封使(さくほうし)を歓待するため、踊奉行として組踊(くみおどり)を創作した。作品に組踊五番「執心鐘入」「二童敵討」「女物狂」「孝行の巻」「銘苅子...
タマン‐ミニ‐インドネシア‐インダー【Taman Mini Indonesia Indah】
インドネシアの首都ジャカルタの市街南部にあるテーマパーク。略称、TMII。同国各地に居住する民族を紹介するパビリオンで構成される。各民族の伝統的な家屋を再現し、くらしや文化についての展示があり、...
たんぜん‐もの【丹前物】
歌舞伎舞踊の一系統で、丹前姿を舞踊化したもの。元禄期(1688〜1704)に成立。
タンブラン【(フランス)tambourin】
フランスのプロバンス地方起源の、胴の長い太鼓。また、この太鼓の伴奏による4分の2拍子の活発で急テンポの舞踊。
ターラ【(梵)tāla】
インド音楽の理論用語で、時間と拍節とリズムの総合的な組織をさす。また、舞踊の際の小型シンバルのこと。タール。
だいこく‐まい【大黒舞】
室町時代から江戸時代にかけて行われた門付け芸の一。正月に大黒天の面をつけて赤い頭巾(ずきん)をかぶり、打ち出の小槌(こづち)を持って門口に立ち、新作した祝いの詞(ことば)を歌いながら舞う。民俗...
だいはち‐げいじゅつ【第八芸術】
文芸・音楽・絵画・演劇・建築・彫刻・舞踊に次いで、8番目に現れた芸術。映画、特に無声映画のこと。→第九芸術
だいもく‐おどり【題目踊(り)】
民俗芸能の一。太鼓などに合わせて法華経の題目を唱えながら踊る集団舞踊。京都市左京区涌泉寺ほか数か所に伝わる。