た‐まい【田舞/田儛】
五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈念して行われた古代儀式舞踊。民間の田仕事での歌舞が、宮廷に入って儀式化したもの。大嘗祭(だいじょうさい)のとき、主基(すき)方の人が奏したほか、伊勢・春日(かすが...
だいく‐ぶるまい【大工振(る)舞(い)】
新築した家の親類縁者が、その当人や大工を招き、酒食をふるまうこと。
だいこく‐まい【大黒舞】
室町時代から江戸時代にかけて行われた門付け芸の一。正月に大黒天の面をつけて赤い頭巾(ずきん)をかぶり、打ち出の小槌(こづち)を持って門口に立ち、新作した祝いの詞(ことば)を歌いながら舞う。民俗...
だいじん‐まい【大尽舞】
江戸中期ごろから江戸新吉原でうたわれた25段からなる謡い物。最初は舞もあったらしい。享保期(1716〜1736)の道化役者、中村吉兵衛の創始という。
だんじり‐まい【檀尻舞】
檀尻1の上で、囃子(はやし)に合わせて舞う舞。
ちご‐まい【稚児舞】
社寺の神事や法会に稚児がまう舞。稚児延年・稚児舞楽のほか、神楽・田楽などにみられる。
ちゅう‐の‐まい【中の舞】
1 能の舞事(まいごと)の一。序の舞と急の舞との中間の速度でまう舞。また、その囃子(はやし)。美女・喝食(かっしき)などの舞うものと、妖精・天女などの舞うものとがある。 2 歌舞伎の下座音楽の一...
ちょう‐ぶ【跳舞】
踊り舞うこと。はねおどること。「戯台にて女子の—を為すものと雖も」〈中村訳・西国立志編〉
つがい‐まい【番舞】
舞楽で、左方の舞と右方の舞とを組み合わせて一番とするもの。また、その舞。
つき‐じまい【月仕舞(い)】
月の終わり。月末。