シャボン‐だま【シャボン玉】
石鹸水をストローなどの管の先につけ、他の端から軽く吹くとできる気泡。日光に当たると美しい色彩を見せ、空中を漂い浮かぶ。また、現れてはすぐ消える、はかないもののたとえにも用いる。《季 春》
しや‐とうそう【視野闘争】
人間が両眼でものを見る際、左右の映像で色彩や形状の違いが大きく、脳内で一つの映像として統合できず、各眼の映像が交互に認識される現象。眼精疲労の原因となる。
しゅうぎょくしゅう【拾玉集】
室町前期の私家集。5巻または7巻(流布本)。慈円の詠歌を尊円法親王が編。正平元=貞和2年(1346)成立。歌数約5900首。仏教的色彩の濃い歌が多い。六家集の一。しゅぎょくしゅう。
しゅ‐しょく【主色】
1 全体の色彩の基調をなす色。基色。 2 色の中で基本的なもの。ふつう赤・橙(だいだい)・黄・緑・青・紫の6色、または藍を加えた7色。
しゅんじゅうこくりょうでん【春秋穀梁伝】
「春秋」の注釈書。12巻。魯(ろ)の穀梁赤(こくりょうせき)の著と伝えられる。春秋三伝の一。形式は「公羊伝」に近いが、思想的には法家的色彩が濃い。穀梁伝。
しょう‐え【正絵】
実際の織物の模様と同一の大きさ・色彩で描いた下絵図。
しょく【色】
[音]ショク(漢) シキ(呉) [訓]いろ [学習漢字]2年 〈ショク〉 1 いろ。「寒色・原色・染色・着色・配色・白色・発色・変色」 2 感情の現れた顔の様子。顔いろ。「顔色・気色・喜色・愁...
しん‐いんしょうしゅぎ【新印象主義】
1880年代、フランスに興った絵画運動。印象主義の色彩理論を科学的に推進し、点描法を用いて、色彩効果を追求、フォルムや造形的秩序の回復に努めた。スーラ・シニャックに代表される。点描主義。
しんじゅぼ‐ぐも【真珠母雲】
極成層圏雲のこと。真珠の母貝となるアコヤガイの貝殻の内側の色彩に似ていることから。真珠雲。
しん‐ぞうけいしゅぎ【新造形主義】
《(フランス)néo-plasticisme》1917年、オランダの画家モンドリアンを中心として興った芸術運動。線と色彩のみによる幾何学的抽象をめざし、建築・彫刻などにも大きな影響を与えた。