はなびら‐もち【花弁餅】
1 餅を、梅の花びらに見立てて薄く丸い形にしたもの。皇室の鏡餅の一部に用いられる。 2 牛蒡(ごぼう)と味噌あんを求肥(ぎゅうひ)で巻いた和菓子。
はなびら‐ゆき【花弁雪】
花びらのように大片の雪。
はな‐ふだ【花札】
花合わせ1に用いるカルタ。1〜12月にそれぞれ松・梅・桜・藤・菖蒲(あやめ)・牡丹(ぼたん)・萩(はぎ)・薄(すすき)・菊・紅葉・柳(雨)・桐の12の草木を当てて描き、おのおの4枚ずつに点数・価...
はな‐ふぶき【花吹雪】
桜の花が吹雪のように乱れ散ること。《季 春》「—傘(かさ)を斜に通りけり/犀星」
はなふり‐ぎん【花降り銀】
1 江戸時代、灰吹き銀をさらに精錬して得た純度の高い銀。表面に花が開いたような紋様がある。花降り。 2 江戸時代、加賀藩で鋳造された銀貨。「花降」と刻印されていた。
はな‐ぶさ【花房/英】
1 房のようになって咲く花。「藤(ふじ)の—」 2 「萼(がく)」に同じ。〈和名抄〉
はな‐ぶるい【花振るい】
花が多数開花しても、着果が極めて少ない現象。ブドウによくみられる。
はな‐ぼうし【花帽子】
能のかぶり物の一。僧形の女が頭からかぶって、ほおをかくし、胸のあたりまでおおう布。白・水浅葱(みずあさぎ)などの広幅の平絹を用いる。
はなまき【花巻】
岩手県中部の市。もと南部氏の城下町。奥州街道の宿場町、北上川舟運の河港として発達。稲作・花卉(かき)栽培などの農業が基盤。鹿踊(ししおど)りの行われる花巻温泉郷があり、宮沢賢治の生家、高村光太郎...
はなまき‐おんせん【花巻温泉】
岩手県花巻市にある温泉。北上川支流の台(だい)川上流にあり、付近の温泉とともに花巻温泉郷をなす。泉質は単純温泉。