くこ‐ちゃ【枸杞茶】
クコの若葉を乾燥させて茶の代用とするもの。保健・強壮などの効果があるという。
くさ‐ぎ【臭木】
シソ科の落葉低木。山野に生え、高さは1〜3メートル。葉は倒卵形で先がとがり、悪臭がある。8、9月ごろ、萼(がく)が赤紫色で花弁が白い花を多数つける。実は熟すと青色で、古くから染料に用いた。若葉は...
くさ‐そてつ【草蘇鉄】
コウヤワラビ科の多年生のシダ。山野の林中に生える。葉は根元から群がって出て長さ約1メートルになり、羽状に深く裂けている。春に出るぜんまい状の若葉は食用。雁足(がんそく)。こごみ。こごめ。
くさ‐だんご【草団子】
蒸した上糝粉(しんこ)に、ゆでたヨモギの若葉をつきまぜて作った団子。
くわ‐ちゃ【桑茶】
桑の若葉を蒸したのち、天火(てんぴ)で乾燥して茶のように製したもの。また、その色。赤みがかった黄土色。
くん・ずる【薫ずる】
[動サ変][文]くん・ず[サ変] 1 よいかおりがする。かおる。また、かおらせる。におわせる。「香を—・ずる」 2 風が若葉のかおりを送ってくる。「緑風—・ずる候」
こう‐ちゃ【紅茶】
茶の若葉を摘み取り、低温で長く発酵させ、乾燥させたもの。また、それを熱湯で煎(せん)じた飲み物。液体は澄んだ紅褐色。中国産のものが17世紀に、インド産のものが19世紀にヨーロッパに紹介され、流行...
コエンドロ【(ポルトガル)coentro】
セリ科の一年草。東ヨーロッパの原産。高さ30〜60センチ。葉は羽状に細かく裂け、互生する。夏、小花が多数集まってつく。実を香料や薬用に、若葉を食用にする。胡荽(こすい)。胡菜(こさい)。香菜(シ...
さいかち【皂莢】
マメ科の落葉高木。山野や河原に自生。幹や枝に小枝の変形したとげがある。葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉。夏に淡黄緑色の小花を穂状につけ、ややねじれた豆果を結ぶ。栽培され、豆果を石鹸(せっけん)...
さい‐りゅう【細柳】
1 若葉が出たばかりで、枝が細く見える柳。 2 幕府。また、将軍家。柳営。