まくあい‐げき【幕間劇】
演劇で、長い劇の間に挟んで演じる小喜劇。本筋と関係なく、重苦しい気分を緩和するためのもの。
まする
丁寧の助動詞「ます」の古い終止・連体形。「振り返ってみまするに、数々の山を乗り越えてまいりました」「其奴(そやつ)を逃しまするなと声かけられておどろく藤兵衛」〈人・梅児誉美・四〉 [補説]現代語...
まずし・い【貧しい】
[形][文]まづ・し[シク] 1 財産や金銭がとぼしく、生活が苦しい。貧乏である。「暮らしが—・い」「—・い家に生まれる」 2 量・質ともに劣っている。粗末である。貧弱である。乏しい。「—・い食...
みえ‐ぐる・し【見え苦し】
[形シク]見られることで気がひける。見られるのが心苦しい。「すずろに—・しう、恥づかしくて」〈源・東屋〉
み‐すぼらし・い
[形][文]みすぼら・し[シク]外見が貧弱である。身なりが見苦しい。「—・い建物」「—・い風体」 [補説]「すぼらし」は動詞「窄(すぼ)る」の形容詞化。「身窄らしい」で、身がすぼまるさま、また「...
みたむ‐な・い【見たむない】
[形]《「みとうもない」の音変化。中世語》見苦しい。みっともない。「汝に似たらば—・かろ」〈狂言記拾遺・八尾地蔵〉
みっとも‐な・い
[形]《「みともない」の音変化》見た目にわるい。体裁がわるい。「—・いなり」「—・いまねはしないでくれ」 [派生]みっともなさ[名] [用法]みっともない・みぐるしい——「客の前で兄弟げんかをす...
み‐にく・い【醜い】
[形][文]みにく・し[ク] 1 顔や姿かたちがよくない。「—・い姿」 2 見て不快な感じがする。嫌な気持ちがする。見苦しい。「—・い争い」 [派生]みにくげ[形動]みにくさ[名]
みみ‐ぐるし・い【耳苦しい】
[形][文]みみぐる・し[シク]聞くにたえない。聞き苦しい。「お—・い話で恐縮です」
無下(むげ)に◦する
捨てて顧みないでいる。すげなくする。だいなしにする。むだにする。「せっかくの好意を—◦するのは心苦しい」