にがり‐き・る【苦り切る】
[動ラ五(四)]きわめてにがにがしく思う。ひどく不愉快な顔つきをする。「連戦連敗で—・る」「—・った表情」
にがり‐みず【苦汁水/滷汁水】
にがりのこと。また、にがりに水を加えたもの。
にがり‐わら・う【苦り笑ふ】
[動ハ四]「にがわらう」に同じ。「判官—・うて」〈盛衰記・三四〉
にが・る【苦る】
[動ラ四]にがにがしく思う。不愉快なようすをする。「笑ひつる人も—・りてぞ見えける」〈沙石集・三〉
にが‐わらい【苦笑い】
[名](スル)にがにがしく思いながら、しかたなく笑うこと。また、その笑い。苦笑(くしょう)。「—を浮かべる」「弱点をつかれて—する」
にが‐わら・う【苦笑ふ】
[動ハ四]にがわらいをする。「下には用心して、—・ひてのみぞありける」〈平家・三〉
の‐げし【野芥子/野罌粟/苦菜】
キク科の越年草。道端や荒地に生え、高さ約1メートル。茎は中空。葉はアザミのように裂けているが、とげはなく、基部は茎を抱く。茎や葉を切ると乳液が出る。春から夏、黄色い頭状花を開く。若葉は食用。けし...