なにげ‐なし【何気無し】
さりげないようす。なにげないこと。「喫茶店の入り口を—に見ていた」 [補説]「なにげに」という言い方については「なにげない」の補説で解説。→何気無い
なにわ‐やき【難波焼】
大坂高津近辺から産した陶器。延宝年間(1673〜1681)ごろの開窯で、日用雑器・茶器などを焼いた。高津焼。なんばやき。
なまかべ‐いろ【生壁色】
茶色がかったねずみ色。また、濃い藍ねずみ色。
なまけ‐もの【樹懶】
貧歯目の哺乳類。体長約50センチ、尾はきわめて短く、鉤(かぎ)状の爪で木の枝にぶら下がり、動作は緩慢。歯は不完全で、柔らかな木の葉や芽を食べる。体毛は長く茶色であるが、藻類が寄生するので緑色を呈...
なま‐ちゃば【生茶葉】
摘んだままの茶葉。製茶前の茶葉。
なみだ‐やけ【涙焼け】
犬の目の周りの毛が茶色く変色する現象。結膜炎や鼻涙管の異状などによって涙の量が多くなると起こりやすい。
なめ‐こ【滑子】
モエギタケ科のキノコ。秋から冬にかけ、ブナなどの枯れ木に生える。茶色で、全体が粘液に覆われる。人工栽培もされ、色は淡い。味噌汁の具やおろし和えなどにする。《季 冬》「霧さむき月山—食ひ惜しむ/楸邨」
ならい‐もの【習い物】
1 習う事柄。 2 能・音曲などの芸道や茶道・華道などで、特別の許し(伝授)を得なければ、けいこすることのできない曲や段階。秘事。伝授物。
ならず‐もの【成らず者/破落戸】
1 品行の悪い者。また、定職がなく、悪事をして歩きまわる者。無頼漢。ごろつき。 2 生計が思うようにならない者。「銀の才覚—と茶屋にはせかれ」〈浄・女腹切〉
なら‐ちゃ【奈良茶】
1 奈良地方産の茶。 2 「奈良茶飯(ちゃめし)」の略。