はつ‐ゆめ【初夢】
新年最初に見る夢。ふつう元日または2日の夜に見る夢をいう。古くは、節分の夜に見る夢をいった。《季 新年》「—に古郷(ふるさと)を見て涙かな/一茶」
はとむぎ‐ちゃ【鳩麦茶】
ハトムギの実を煎(い)ったもの。茶のように熱湯で煎(せん)じて飲む。
ハトロン‐し【ハトロン紙】
《(オランダ)patroonpapier(薬莢(やっきょう)用の丈夫な紙)から》薄茶色の丈夫な西洋紙。包装紙や封筒用紙に使う。クラフト紙。
はな‐が【花香】
1 におい。いろつや。人を引きつける美しさをいう。転じて、心ばえ。「頭(かしら)を頭と敬ひし礼義ぞ仲間の—なる」〈浄・博多小女郎〉 2 花の香気。また、茶の芳しい香気。「これ茶を一つ参らぬか、—...
はな‐たちばな【花橘】
1 花の咲いている橘。橘の花。《季 夏》「駿河路や—も茶の匂ひ/芭蕉」 2 襲(かさね)の色目の名。表は朽葉(くちば)色、裏は青。 3 香の名。軽くやわらかで涼しい香をもつ。 4 紋所の名。柄の...
はぶ‐そう【波布草】
マメ科の一年草。高さ約1メートルに達し、葉は羽状複葉。夏、黄色の5弁花を開き、円柱状の豆果ができる。種子は緑色で円盤状をなす。熱帯に産し、日本には江戸時代に渡来。種子を緩下薬や黄色染料に用い、ま...
はぶ‐ちゃ【波布茶】
ハブソウやエビスグサの種子を炒(い)って煎(せん)じ、茶のように飲むもの。健胃・解毒の効があるという。
ハプタレー【Haputale】
スリランカ中部の町。標高約1400メートルの高原地帯に位置する。周辺には茶畑が広がり、紅茶の集散地として発展。19世紀末に紅茶王リプトンが建てた紅茶工場がある。
は‐ぼうき【羽箒】
鳥の羽で作った小形のほうき。茶道具・香道具などとして用いる。はねぼうき。
はま‐がわ【浜側】
1 浜のある側。浜に沿った側。 2 江戸時代、大坂で、川に沿った道の、川岸の側。特に、道頓堀の川沿いの、芝居茶屋などのある側。「—でししなさるも」〈滑・膝栗毛・八〉