草(くさ)を打(う)って蛇(へび)を驚(おどろ)かす
1 ある人をこらしめることで、関係のある他の人を戒める。 2 「草を打って蛇に驚く」に同じ。
草(くさ)を結(むす)・ぶ
1 草を結んで、生命の安全や旅の無事を願う上代の習俗。 2 《結んだ草を枕にすることから》旅で野宿する。 3 《娘を助けてもらった父の霊が、草を結んで恩人の敵をつまずかせ、恩返ししたという「春秋...
くたび・る【草臥る】
[動ラ下二]「くたびれる」の文語形。
くたびれ【草臥れ】
くたびれること。疲れ。「—が治るだで、すぐお湯に入んなされな」〈花袋・一兵卒の銃殺〉
くたびれ‐もうけ【草臥れ儲け】
いくら努力しても、くたびれるだけでなんの効果もないこと。「骨折り損の—」
くたびれ‐やすみ【草臥れ休み】
疲労回復のために休むこと。「稀に一日の—をすることもあるが」〈鴎外・護持院原の敵討〉
くたび・れる【草臥れる】
[動ラ下一][文]くたび・る[ラ下二] 1 長時間からだや頭を使ったため、疲れて元気がなくなる。「歩きつづけて—・れる」 2 年老いたり苦労が続いたりして気力や若さを失う。「人生に—・れる」「生...
くたぶ・れる【草臥れる】
[動ラ下一]「くたびれる」の音変化。「三吉はさも—・れているらしく答えて」〈藤村・家〉
じょう‐り【草履】
「ぞうり(草履)」に同じ。〈日葡〉
そう【壮】
[名・形動] 1 意気が盛んで勇ましいこと。また、そのさま。「その志を—とする」 2 30歳前後の血気盛んな年ごろ。また、その年ごろの男性。「—にして大家の貌がある」 [接尾](「草」とも書...