かぎ‐タバコ【嗅ぎタバコ】
鼻孔にすりつけて、香りを楽しむ粉タバコ。スナッフ。 [補説]パイプ状の本体に、タバコの葉を詰めたカートリッジを装着し、吸い口から香りを吸引する製品もある。
かけ‐タバコ【懸(け)タバコ】
採取したタバコの葉を縄に挟んで屋内や軒先につるし、乾燥させること。また、その葉。《季 秋》「事繁く臼踏む軒や—/太祇」
かこ‐そう【夏枯草】
ウツボグサの別名。また、その枯れた花穂。漢方で、抗炎症・利尿薬とする。
かざし‐ぐさ【挿頭草】
1 《新古今集・春下の「ももしきの大宮人はいとまあれや桜かざして今日もくらしつ」の歌から》桜の異称。 2 《賀茂祭でかざしにするところから》フタバアオイの別名。《季 夏》
かすま‐ぐさ【かすま草】
マメ科の越年草。高さ30〜50センチ。カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の形状を示し、名は、前者の第1字カと後者のスの間の意。さやの中に種子が3〜6個できる。
かすみ‐そう【霞草】
1 ナデシコ科の多年草。高さ約50センチ。葉は線形。細かく分かれた枝の先に白い小花をつけ、霞がかかったように見える。コーカサス原産。切り花にする。むれなでしこ。《季 春》 2 ホトケノザの別名。
かずら‐ぐさ【葛草】
「葛(かずら)」に同じ。
かせん‐そう【歌仙草】
キク科の多年草。日当たりのよい湿地に生える。高さ40〜70センチ。葉は先のとがった長楕円形で、縁に細かいぎざぎざがある。夏、黄色の頭状花をつける。
かぜ‐くさ【風草】
イネ科の多年草。野原・路傍に群生し、高さ40〜50センチ。葉は細長く、8〜10月、まばらな穂を円錐状につける。うらはぐさ。かぜしりぐさ。風知草(ふうちそう)。《季 夏》
かぜしり‐ぐさ【風知り草】
カゼクサの別名。