よこ‐えいそう【横詠草】
和歌の書式の一。横に二つに折った紙を、さらに縦に四つ折りにしてそれに歌を書くもの。添削してもらうときの書式。⇔竪詠草(たてえいそう)。
よしの‐ぐさ【吉野草】
桜の別名。
よしわらてびきぐさ【吉原手引草】
松井今朝子の時代小説。遊女の失踪の謎に迫る。平成19年(2007)刊行。同年、第137回直木賞受賞。
よぶすま‐そう【夜衾草】
キク科の多年草。深山に生え、高さ約2メートル。葉は大きく三角状で、葉柄に翼があって茎を包む。夏から秋、白い花を円錐状につける。若葉は食用。
よろい‐ぐさ【鎧草】
セリ科の多年草。高さ1〜2メートル。茎は太く中空で、上部で枝分かれする。葉は羽状複葉。夏、白色の小花を散形につけ、外見はシシウドに似る。根は漢方で白芷(びゃくし)といい薬用。
よわい‐ぐさ【齢草】
《齢を延べる草の意》菊の別名。
ラシャかき‐ぐさ【ラシャ掻草】
スイカズラ科の二年草。高さ約1.5メートル、茎にとげがある。葉は線形。夏、淡紫色の頭状花を穂状につけ、総苞(そうほう)は先が鉤(かぎ)状。乾燥した穂は硬く、織物の起毛に利用する。ヨーロッパの原産...
ラセイタ‐そう【ラセイタ草】
イラクサ科の多年草。海岸の岩の間などに生え、高さ約50センチ。葉は対生し、広卵形で厚く、表面はしわがあってざらつき、手ざわりがラセイタに似る。夏、葉のわきから花穂を出す。ビロード草。
らせん‐そう【羅氈草】
アオイ科の一年草。暖地の荒地に生え、高さ約1メートル。全体に毛がある。卵形の葉が互生し、秋に葉と対生して穂を出し、黄色い小花を密につける。実は球形で鉤(かぎ)状の毛が密生し、羅氈の手触りに似る。
りょうぎり‐タバコ【両切りタバコ】
両端を切ったままで、吸い口やフィルターのついていない紙巻きタバコ。