やま‐くさ【山草】
《「やまぐさ」とも》 1 山に生えている草。 2 ウラジロの別名。
やま‐ごぼう【山牛蒡】
1 ヤマゴボウ科の多年草。高さ1メートル以上になり、太いゴボウに似た根がある。葉は大きく、卵形で、質は厚くて柔らかく、互生する。6〜9月、白い小花の多数ついた穂を直立し、実は熟すと黒紫色になる。...
やました‐つゆ【山下露】
山中の木々の枝や葉から落ちこぼれる露。また、山の下草に置く露。「ぬばたまの黒髪山を朝越えて—に濡(ぬ)れにけるかも」〈万・一二四一〉
やま‐しゃくやく【山芍薬】
ボタン科の多年草。山地の林内に生え、高さ約50センチ。葉は3枚の倒卵形の小葉からなる複葉。4〜6月、白い花を上向きに半開きにつけ、花びらは5〜7枚あるが、萼(がく)は3枚。くさぼたん。
やま‐しろぎく【山白菊】
キク科の多年草。山地に生え、高さ30〜90センチ。葉は長楕円形で互生し、ざらつく。秋、中央が黄で周囲が白色の頭状花を多数開く。しろよめな。
やま‐じおう【山地黄】
シソ科の多年草。山地に生え、ジオウに似て、高さ5〜10センチ。地下茎で増える。茎の下部の葉はロゼット状をなし、上部の葉は対生する。夏、淡紅色の唇形の花が咲く。みやまきらんそう。
やま‐じそ【山紫蘇】
シソ科の一年草。日当たりのよい地に生え、高さ約30センチ。茎は紅紫色を帯び、毛がある。葉は対生し、卵形。9〜10月、淡紅色の花を穂状につける。
やま‐ぜり【山芹】
セリ科の多年草。山地の湿った所に生え、高さ約1メートル。葉は羽状複葉で、小葉は卵形。7〜10月、白い小花を散形につける。
やまと‐ぐさ【大和草】
アカネ科の多年草。山地の樹下に生え、高さ約15センチ。葉は卵円形で、対生する。4、5月ごろ、茎の上部の葉の付け根に、淡緑色の雄花と雌花とをつける。雄花の花びらは3枚あって反り返り、雄しべは長くて...
ヤマトサウルス【(ラテン)Yamatosaurus】
中生代白亜紀後期に生息した、ハドロサウルス科の草食恐竜。体長約7〜8メートル。平成16年(2004)に兵庫県洲本市で化石が発見され、令和3年(2021)に新種と認定。