あれ‐くる・う【荒れ狂う】
[動ワ五(ハ四)] 1 狂ったようにひどく暴れる。「—・った裸馬にうちまたがる」 2 風や波などが、ひどく荒れさわぐ。「台風が各地で—・う」
あれ‐ち【荒れ地】
1 以前は田畑・宅地であったところで、今は荒れたままになっている土地。 2 未開拓の土地。また、耕作に適さない土地。 [補説]作品名別項。→荒地
あれち‐のぎく【荒地野菊】
キク科の一年草。道端や荒れ地に生え、高さ30〜60センチ。全体に白い毛がある。葉は灰緑色で、細い。夏、黄色を帯びた白緑色の花を総状につける。南アメリカの原産で、明治の中ごろ日本に渡来。《季 秋》...
あれ‐どめ【荒れ止め】
皮膚の荒れるのを防ぐこと。また、そのために塗る化粧品・薬品類。
あれ‐の【荒れ野】
荒れ果てた野。こうや。あらの。
あれ‐は・てる【荒れ果てる】
[動タ下一][文]あれは・つ[タ下二]すっかり荒れてしまう。荒廃する。「—・てた故郷の家」「—・てた生活」
あれ‐ば【荒れ場】
1 荒れ果てている土地。年貢を取り立てられない荒れ地。 2 歌舞伎で、主人公が大立ち回りを演じる場面。修羅場(しゅらば)。
あれ‐ほうだい【荒れ放題】
[名・形動]荒れるままにしてあること。また、そのさま。「—な(の)庭」「—な(の)家庭」
いか・る【怒る】
[動ラ五(四)] 1 腹を立てる。おこる。憤慨する。「烈火のごとく—・る」 2 激しく動く。荒れ狂う。「波が—・る」 3 角張って、ごつごつしている。角立つ。「—・った肩」 →おこ(怒)る[用法...
いちぼく‐いっそう【一木一草】
1本の木、1本の草。また、きわめてわずかなもののたとえ。一草一木。「—をも慈しむ」「—とて生えない荒れ地」