ど‐ぞう【土蔵】
1 盗難・火災に備えて、四面を土や漆喰(しっくい)などで塗り固めた倉庫。つちぐら。 2 「土倉(どそう)」に同じ。
ない‐ぞう【内蔵】
[名](スル)内部に持っていること。「露出計を—するカメラ」「危険を—する」
なるせ‐じんぞう【成瀬仁蔵】
[1858〜1919]教育家。山口の生まれ。米国に留学して女子教育を研究。帰国後、明治34年(1901)日本女子大学校を創立。
にしかわ‐せんぞう【西川扇蔵】
日本舞踊西川流の家元の名。初世(?〜1756)は千蔵または仙蔵といったが、2世千蔵が扇蔵と改名、以後代々扇蔵を名のる。2世(?〜1817)・4世(1792〜1845)・5世(?〜1860)が江戸...
に‐ぞう【二蔵】
仏教の経典を二大別したもの。声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)のために説かれた小乗の教法の声聞蔵と、菩薩(ぼさつ)のために説かれた大乗の教法の菩薩蔵。
にぞう【仁蔵/二蔵】
鍛冶(かじ)屋の職人、船頭・馬方などの通称。仁助(にすけ)。「鉱(あらかね)の槌打つ—までも」〈浮・男色大鑑・六〉
にっぽんえいたいぐら【日本永代蔵】
浮世草子。6巻。井原西鶴作。元禄元年(1688)刊。各巻5章、全30話からなる。知恵と才覚によって長者となるまでの町人の生活を描く、西鶴の町人物の第1作。副題「大福新長者教」。
にほんえいたいぐら【日本永代蔵】
⇒にっぽんえいたいぐら(日本永代蔵)
にっぽんしんえいたいぐら【日本新永代蔵】
浮世草子。北条団水作。正徳3年(1713)刊。6巻6冊。井原西鶴の「日本永代蔵」にならい、町人の成功話や失敗話を集めたもの。
にょらい‐ぞう【如来蔵】
凡夫の心のうちに存在している、如来(仏)になりうる可能性。煩悩に覆い隠されている、本来清浄な悟りの本性。