しょうしょう‐の‐わざわい【蕭牆の禍】
「蕭牆の患(うれ)え」に同じ。
しょう‐じょう【蕭条】
[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりともの寂しいさま。「—たる十一月の浜辺には人影一つなく」〈長与・青銅の基督〉
しょう‐ぜん【蕭然】
[ト・タル][文][形動タリ]もの寂しいさま。「万山の樹木枝を震うの音か、—たる音山谷に起こり」〈蘆花・自然と人生〉
しょう‐そ【蕭疎】
[形動][文][ナリ]まばらでもの寂しいさま。「枯柳—にして」〈鉄腸・花間鶯〉 [ト・タル][文][形動タリ]に同じ。「小草の—たる磽确の丘」〈菊池大麓訳・修辞及華文〉
しょう‐りょう【蕭寥】
[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりとして、もの寂しいさま。「—とした共同墓地に、凩が吹き荒んで」〈徳永・太陽のない街〉