うすら‐わらい【薄ら笑い】
[名](スル)「うすわらい」に同じ。「—を浮かべる」
うす・る【薄る】
[動ラ下二]「うすれる」の文語形。
うすれ‐び【薄れ日】
弱い日差し。うすび。うすらび。
うす・れる【薄れる】
[動ラ下一][文]うす・る[ラ下二] 1 しだいに薄くなる。「色が—・れる」「霧が—・れる」 2 程度が弱くなる。衰える。「視力が—・れる」「興味が—・れる」
うす‐わた【薄綿】
1 着物に薄く綿を入れたもの。薄綿入れ。 2 もめん綿と布の間に薄く引き延ばしてかぶせる真綿。引き綿。
うす‐わらい【薄笑い】
[名](スル)かすかに表情を動かしただけの笑い。うすらわらい。多く、人を小ばかにしたときや困惑したときの笑い方。「—を浮かべる」「人の失敗を見て—する」
うす‐わら・う【薄笑う】
[動ワ五(ハ四)]小ばかにしたような笑みをかすかに浮かべる。「『あなたでしょう?』—・うのを見て、『そうなのよ。…たいへんな人ねえ』」〈里見弴・安城家の兄弟〉
うっすら【薄ら】
[副]《「うすら」の音変化》濃さ・明瞭度・厚さなどの程度がわずかであるさま。ほのかに。かすかに。うすく。「—(と)赤みが差す」「—(と)記憶に残っている」「雪が—(と)積もる」
うっすり【薄り】
[副]「うっすら」に同じ。「彼は—眼を開けて、彼女を見た」〈徳永・太陽のない街〉
すすき【薄/芒】
1 イネ科の多年草。山野に群生し、高さ約1.5メートル。秋、茎の頂に十数本の枝を出し、黄褐色から紫褐色の大きい花穂をつける。これを俗に尾花といい、秋の七草の一。葉・茎を屋根をふくのに用いた。かや...