くん【薫】
[常用漢字] [音]クン(呉)(漢) [訓]かおる 1 よい香りが立ちこめる。よい香りをくゆらせる。かおり。「薫煙・薫香・薫風/余薫」 2 (「燻」と通用)燃やして煙を立てる。いぶす。「薫製」 ...
くん‐いく【薫育】
[名](スル)徳をもって人を教え導くこと。薫陶化育。しつけ。
くん‐えん【薫煙】
よい香りの煙。香煙。
くんえん‐ざい【燻煙剤】
加熱によって煙霧質となり、殺虫・殺菌の効力のある薬剤。
くんえん‐ざい【燻煙材】
燻製を作る際に必要な煙を出すための木材。
くん‐か【薫化】
[名](スル)徳によって人をよい方に導くこと。「人々を—する」
くん‐こう【薫香】
1 よいかおり。芳香。 2 練り香など、くゆらせてよいかおりを立てるための香料。たきもの。「—をたく」
くん‐し【薫紙】
香料を染み込ませた紙。熱したり燃やしたりすると、よい香りがするもの。薫燭(くんしょく)。
くん‐しつ【燻室】
魚・獣肉の燻製を作るために燻煙をほどこす部屋。燻煙室。
くん‐しゃく【薫灼】
[名](スル)くすぶらし焼くこと。また、苦しめ悩ますこと。「忽ち残煙の—する所となり」〈東海散士・佳人之奇遇〉