ベルテポルフィン【verteporfin】
加齢黄斑変性症の治療薬として用いられる光感受性物質。商品名ビスダイン。静脈から投与し、薬剤が脈絡膜の新生血管に到達した時にレーザーを照射し、新生血管を退縮させる。
ベンゾジアゼピン‐ゆうどうやく【ベンゾジアゼピン誘導薬】
不安・不眠症・痙攣(けいれん)発作などの治療に用いられる薬剤。GABAA(ギャバエー)受容体の機能を亢進し、中枢神経系を抑制する。ジアゼパムなど。ベンゾジアゼピン系薬。
ベータ‐しゃだんやく【ベータ遮断薬/β遮断薬】
交感神経のβ受容体の作用を選択的に遮断する薬剤。交感神経を抑制し、血圧を低下させ、心臓の脈拍を抑える。高血圧・不整脈・心筋梗塞などの治療に用いられる。β受容体遮断薬。βブロッカー。
ペット‐けんさ【PET検査】
陽電子放射断層撮影法(PET)による核医学検査。微量の放射性物質を含む薬剤を注射し、臓器の血流や代謝を測定するもので、てんかん・心疾患・悪性腫瘍などの診断に用いられる。
ほうこう‐ざい【芳香剤】
芳香があって気分をさわやかにする薬剤。
ほう‐ざい【方剤】
薬剤を調合すること。また、その方法や、調合した薬剤。
ほうしゃ‐めんえきちりょう【放射免疫治療】
癌(がん)細胞と特異的に結合する抗体に放射性同位元素を結合させた薬剤を投与し、患者の体内で癌細胞に放射線を照射する治療法。RIT(radioimmunotherapy)。放射免疫療法。
ほう‐やく【方薬】
1 薬剤を調合すること。調剤。「療術、—の事を聞き給ひ」〈蘭学事始〉 2 《医療の心得がなく単に処方によって調合した薬の意から。一説に「方薬」は当て字とも》力もないのにいいかげんなことをすること...
ほけん‐ちょうざい【保険調剤】
保険医療を行う医師が発行する院外処方箋に基づいて、保険薬局において薬剤師が行う調剤のこと。
ほ‐ざい【補剤】
薬の調合の際、主薬の作用を増強したり副作用を防いだりするために入れる薬剤。