ぶんかざい‐がいちゅう【文化財害虫】
博物館や美術館などが所蔵する古文書などの文化財を食害したり、排泄物で汚染したりする昆虫の総称。シミ・シバンムシ・カツオブシムシ・ヒョウホンムシ・ゴキブリ・シロアリなどが知られる。
ぶん‐ぶん
[副] 1 虫の羽音を表す語。「—(と)飛びまわる蜂」 2 物が繰り返し風を切る音を表す語。「バットを—(と)振り回す」 3 モーターなどの機械が勢いよく回転する音を表す語。「車のエンジンを—...
ぷっくり
[副](スル)丸くふくらんでいるさま。「虫にさされたあとが—(と)する」
へいけ‐ぼたる【平家蛍】
ホタル科の昆虫。ゲンジボタルより小形で体長8ミリくらい。体は黒色、胸部は赤橙色で黒い縦線があり、尾端に発光器をもつ。幼虫は水田・池などにすみ巻き貝のカワニナを食べ、6月ごろ成虫になる。
へい‐ちつ【閉蟄】
冬期になって虫類が土中にこもること。また、そのころ。旧暦の10月上旬ごろ。→啓蟄(けいちつ)
ヘキシルレゾルシン【hexylresorcin】
回虫・鉤虫(こうちゅう)・蟯虫(ぎょうちゅう)などの駆虫薬。レゾルシンのアルキル誘導体。副作用が強い。ヘキシルレゾルシノール。
へだて‐ごころ【隔て心】
打ち解けない心。隔意(かくい)。隔心(かくしん)。「(松虫ハ)いと—ある虫になむありける」〈源・鈴虫〉
ヘノポジ‐ゆ【ヘノポジ油】
《chenopodium oil》米国産のアリタソウからとれる精油。線虫・鉤虫(こうちゅう)などの駆虫薬として用いられた。副作用が強い。
へび【蛇】
《「へみ」の音変化》有鱗(ゆうりん)目ヘビ亜目の爬虫(はちゅう)類の総称。体は円筒形で細長く、四肢を欠く。全身うろこにおおわれ、腹部のうろこを起伏させながら体をくねらせて進む。舌は先が二つに分か...
へびくい‐わし【蛇喰鷲】
タカ目ヘビクイワシ科の鳥。一科一種で、アフリカの特産。頭高約1メートル。足が著しく長く、草原を歩き回って蛇・トカゲ・昆虫や小獣を捕食する。後頭部に冠羽があり、これが羽根ペンを頭にさした中世ヨーロ...