ほうせき‐さんご【宝石珊瑚】
装飾品として使用されるサンゴの総称。花虫(かちゅう)綱八放サンゴ亜綱ヤギ目サンゴ科に属する。アカサンゴ・モモイロサンゴ・シロサンゴなど。骨格を研磨すると美しい光沢が得られる。
ほうねん‐えび【豊年蝦】
ホウネンエビ科の甲殻類。エビのような形をし、体長2センチほどで殻をもたない。背を下にし、11対ある脚を動かして泳ぐ。6月ごろ水田にみられ、大発生すると豊年の前兆といわれる。豊年虫。
ほう‐らん【放卵】
体外に卵を放出すること。特に、水中に産卵することをさす。魚類や両生類などの水生動物の多くや一部の昆虫にみられる。→放精 →放仔
ほうりゅう‐じ【法隆寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の総本山。南都七大寺の一。もと法相(ほっそう)宗。推古天皇15年(607)に聖徳太子が斑鳩宮のそばに建立したと伝えられ、天智天皇9年(670)焼失したが...
ほおん‐きゅう【保温球】
トカゲやカメなどの爬虫類の飼育に用いられる、保温用の機器。電球型や電熱器型のものがある。保温ランプ。
ほし‐ずな【星砂】
有孔虫目に属する原生動物。また、その殻。直径1〜2ミリで、星形の突起のある石灰質の殻をもつ。熱帯性の珊瑚礁域にすみ、日本では八重山諸島に分布。
ほし‐の‐すな【星の砂】
星形をした粒子からなる砂の通称。正確には、岩石が風化してできた砂ではなく、原生生物である有孔虫の殻。熱帯・亜熱帯の海域で見られ、日本では南西諸島に分布する。
ほしょく‐きせい【捕食寄生】
寄生生物が結果的に宿主を捕食して殺してしまう寄生。寄生バチをはじめ、多く昆虫に見られる。
ほたる【蛍】
甲虫目ホタル科の昆虫の総称。ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルなど。一般に体は楕円形で軟弱、全体に黒色で胸の部分が赤い。腹部に発光器をもち、暗い所では青白い光を放つことで知られるが、ほとん...
ほたる‐が【蛍蛾】
マダラガ科の昆虫。翅(はね)の開張約5センチ。前翅は黒色で白い帯があり、特有の匂いをもつ。夏の日中、ひらひら飛ぶ。幼虫はヒサカキ・マサキの葉を食べる。