みみ‐ずく【耳蝉】
1 ミミズク科の昆虫。体長18ミリくらいで、暗褐色か赤褐色。胸部背面に耳状突起が一対あり、前から見ると鳥のミミズクに似る。リンゴ・ナラ・クヌギなどについて吸汁する。 2 半翅(はんし)目ミミズク...
みゃくし‐るい【脈翅類】
アミメカゲロウ目(脈翅目)の昆虫の総称。柔軟なかむ口をもち、触角は長く、翅(はね)は膜質で脈が多い。翅脈の端が細く分かれる扁翅(へんし)亜目のクサカゲロウ・ウスバカゲロウ・ツノトンボ、翅が幅広の...
みやいり‐がい【宮入貝】
カタヤマガイの別名。日本住血吸虫の中間宿主であることを発見した宮入慶之助にちなむ名。
みやけ‐せん【三宅線】
動物地理区の境界線の一。屋久島・種子島と九州の間に東西に引かれる。多くの南方系チョウ類の分布の北限となっている。昭和4年(1929)、昆虫学者の江崎悌三が提唱し、三宅恒方にちなんで命名。
みやま‐くわがた【深山鍬形】
1 クワガタムシ科の甲虫。体長は雄で約4〜7センチ。体色は濃褐色または黒褐色。成長した雄のあごは湾曲してよく伸び、内側に鋸歯(きょし)をもつ。北海道から九州にかけて分布。 2 オオバコ科の多年草...
みやま‐しろちょう【深山白蝶】
シロチョウ科のチョウ。高山チョウの一。翅(はね)の開張6.4センチくらい。スジグロシロチョウに似るが、翅は半透明。幼虫はメギなどの葉を食べ、糸をはいて共同の巣を作って暮らす。
ミュータンス‐きん【ミュータンス菌】
《mutans streptococci》虫歯の原因菌。歯垢(しこう)や唾液(だえき)中のミュータンス菌の数と虫歯の発生率に相関がある。
みんみん‐ぜみ【みんみん蝉/蛁蟟】
セミ科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで6センチくらいで、体は黒色の地に緑色の紋があり、翅は透明。夏、樹幹に止まり大声でミィーンミンミンと鳴く。幼虫は地中で6年間過ごす。みんみん。《季 夏》
ミールワーム【mealworm】
ゴミムシダマシ科の甲虫、チャイロコメノゴミムシダマシの幼虫。小形動物のえさとして飼育される。食用としても用いられる。ミルワーム。 [補説]同科のコメノゴミムシダマシやツヤケシオオゴミムシダマシな...
むかし‐とかげ【昔蜥蜴】
ムカシトカゲ科の爬虫(はちゅう)類。全長約60センチ。中生代に栄えた喙頭(かいとう)類とよぶ一群の、唯一の現存種。背にたてがみ状に突起が並び、頭頂部に退化した第3の目をもつ。ニュージーランド北島...