らくだ‐むし【駱駝虫】
脈翅(みゃくし)目ラクダムシ科の昆虫。体長約1センチ。黒色の地に黄色の紋がある。頭部は長く角ばり、単眼はない。翅(はね)は透明。胸部の節が丸くくびれ、ラクダの背に似る。春から夏に松林にみられ、幼...
ラック‐かいがらむし【ラック貝殻虫】
カイガラムシ科の昆虫。雌は無翅(むし)で体節がはっきりせず、体は分泌したラックに覆われる。雄は有翅または無翅でアブラムシに似る。ボダイジュに寄生し、東南アジアに分布。
らっぱ‐むし【喇叭虫】
繊毛虫類ラッパムシ科の一群の原生動物。有機質に富む淡水・汽水にすむ。体長約0.5ミリ。体はらっぱ形で、前端の口部の周縁に繊毛の列をもち、後端は細くなり他物に付着しているが、遊泳もする。
ラナウイルス【ranavirus】
両生類をはじめ、魚類、爬虫類に感染するウイルス。比較的大型のDNAウイルスで、イリドウイルス科に属す。致死性が高く、世界各地で両生類の大量死に関わっているとされる。人間には感染しない。国際獣疫事...
ラヤ【Laya】
ブータン北西部、ガサ県の村。中国との国境に近い、標高約3800メートルの高地に位置する。遊牧民ラヤッパにより、ヤクの放牧が行われる。近年、冬虫夏草の採取が盛ん。
らん‐かい【卵塊】
魚・昆虫・両生類などにみられる、卵のかたまり。
らんかく‐まく【卵殻膜】
鳥類や爬虫類(はちゅうるい)の卵の卵殻の内側にある、内卵殻膜・外卵殻膜の2層の膜。主にたんぱく質のケラチンの繊維からなる。
らん‐し【卵歯】
卵生の動物が孵化するとき、卵殻を内側から割るときに使う硬い組織。口吻や嘴の上部にあり、孵化ののち消える。単孔類・鳥類・爬虫類・昆虫の一部に見られる。
らん‐ちゅう【蘭鋳】
金魚の一品種。体つきが丸く、頭部に肉こぶが発達し、背びれがなく、尾が小さい。まるこ。蘭虫。《季 夏》
らん‐ぱく【卵白】
卵の卵黄を取り囲むゾル状のたんぱく質。鳥と爬虫(はちゅう)類にみられる。白身。