すみ‐ながし【墨流し】
1 水の上に字や絵をかく方法。小豆の粉、黄柏(おうはく)、明礬(みょうばん)を麻布で包んで水で湿らせ、それを浸した紙に墨で字や絵をかいて水に浮かべ、細い竹ぐしで紙を下に突くと字や絵が水面に浮かび...
せせり‐ちょう【挵蝶】
鱗翅(りんし)目セセリチョウ科のチョウの総称。小形で、体が太くガに似る。色彩も褐色や黒色の地味なものが多い。花や動物の排泄物に寄ってくる。ダイミョウセセリ・アオバセセリ・チャバネセセリ・イチモン...
たいよう‐ちょう【太陽蝶】
モルフォチョウ科で最大のチョウ。翅(はね)は黒褐色で、体の中央から前部にかけて白色から橙色に変わる帯がある。南アメリカのアマゾン川流域を中心に分布。太陽モルフォ。
たかね‐ひかげ【高嶺日陰蝶】
ジャノメチョウ科のチョウ。北アルプスの高山帯に分布。翅(はね)の開張約4センチ、淡褐色で褐色のすじがある。近縁のダイセツタカネヒカゲは天然記念物で、北海道に分布。
たては‐ちょう【蛺蝶/立羽蝶】
鱗翅(りんし)目タテハチョウ科の昆虫の総称。一般に中形のチョウで、活発に飛び、止まると翅(はね)を立て下げする。アカタテハ・クジャクチョウ・オオムラサキなど。
たては‐もどき【擬蛺蝶/立羽擬】
タテハチョウ科の昆虫。翅(はね)は橙黄色で、前後の翅に大小2個ずつの円紋、外縁に暗褐色の波状紋がある。九州南部以南にふつうにみられる。
だいみょう‐せせり【大名挵蝶】
セセリチョウ科のチョウ。翅(はね)は黒褐色で、前翅に大小の白紋がある。林縁に多くみられ、花に集まる。幼虫の食草はヤマノイモなど。
ちゃばね‐せせり【茶翅挵蝶】
セセリチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張3センチくらいで黒褐色。前翅には環状に大小の白点の列がある。草原に多く、敏速に飛ぶ。幼虫は稲・ススキ・笹などの葉を食べる。
ちょう【蝶】
1 鱗翅(りんし)目のうち、アゲハチョウ上科・セセリチョウ上科に属する昆虫の総称。色彩に富む二対の翅(はね)をもち、らせん状の口吻(こうふん)を伸ばして花蜜や樹液を吸う。触角は棍棒(こんぼう)状...
ちょう【蝶】
[人名用漢字] [音]チョウ(テフ)(漢) 昆虫の名。チョウ。「蝶蝶・蝶類/胡蝶(こちょう)」 [難読]蝶番(ちょうつがい)