か‐ぎゅう【蝸牛】
1 かたつむり。 2 内耳の一部で、カタツムリの殻状をした聴覚にたずさわる器官。基底膜などによって三つに仕切られ、人間で2回転半ほど巻き、中は内リンパで満たされている。底部は内耳道に面し、伝わっ...
かぎゅう【蝸牛】
狂言。やぶへかたつむりを取りに行かされた太郎冠者は、山伏をかたつむりと思い込み、連れ帰ろうとして山伏になぶられる。
かた‐つぶり【蝸牛】
《「つぶり」は円い巻き貝のこと。「かた」は「固い」の「かた」とも「笠(かさ)」の音変化ともいう》「かたつむり」に同じ。
かた‐つむり【蝸牛】
《「かたつぶり」の音変化》腹足綱有肺亜綱に属する陸生の巻き貝のうち、大形のものの総称。殻は螺旋(らせん)形で右巻きが多く、殻から頭や胴の一部を出して移動。頭に二対の触角を備え、長いほうの先端に目...
でんで‐むし【蝸牛】
《「ででむし」の音変化》カタツムリの別名。
でんでん‐むし【蝸牛】
《「ででむし」の音変化》カタツムリの別名。《季 夏》「角出して—の涼みゐる/月斗」