ち‐どめ【血止(め)】
傷口などからの出血を止めること。止血(しけつ)。また、そのための薬。
ちどめ‐ぐさ【血止草】
《「ちとめぐさ」とも》ウコギ科の多年草。葉は円形で縁が浅く裂け、つやがあり、柄が長い。夏から秋、白色や紫色を帯びた小花を多数開く。名は、葉をもんで傷口に当てて血止めに使ったことによる。
ち‐ながし【血流し】
刀剣などの刃(は)につけた細長いみぞ。樋(ひ)。
ち‐なまぐさ・い【血腥い】
[形][文]ちなまぐさ・し[ク] 1 血のにおいがする。「生焼けで、まだ—・い」 2 戦争や殺傷事件などで、流血を見るような残酷な状態である。「—・い事件」
血(ち)に飢(う)・える
傷つけたり殺したりしたいような、激しくすさんだ気分になる。「—・えた狼」
ち‐にく【血肉】
《「血肉(けつにく)」の湯桶読み》⇒けつにく(血肉)
ちにく‐か【血肉化】
[名](スル)「けつにくか(血肉化)」に同じ。
ち‐ぬき【血抜き】
[名](スル) 1 食肉用の家畜・家禽の体から血液を抜くこと。放血。脱血。 2 調理の際に肉や魚から血液を抜くこと。「—したレバーを炒める」 3 ⇒瀉血(しゃけつ)
ち‐ぬ・る【血塗る/釁る】
[動ラ五(四)]《昔、中国で神を祭るためにいけにえや敵の生き血などを祭器に塗ったところから》刀剣などを血で汚す。戦いなどで血を流す。殺傷する。「—・られた革命」
ち‐の‐あせ【血の汗】
大変な苦しみや努力をしたときに出る汗のたとえ。「—を流して稼ぐ」