さし‐やど【指し宿】
宿泊した旅客にその行く先の旅館を指定して紹介すること。また、その旅館。
ぜん‐てい【前程】
行く先。行く手。また、将来のこと。前途。「なるほど舟の上では—の事は問わぬのであった」〈蘆花・思出の記〉
ぜん‐と【前途】
1 行く先。また、そこから目的地までの道のり。「—はほど遠い」「途中下車の—は無効になる乗車券」 2 将来。「会社の—を占う」「—を誤る」「—ある若者」「—有望」
たのめ【頼め】
《下二段動詞「たの(頼)む」の連用形から》自分を頼りにさせること。期待させること。「行く先の御—、いとこちたし」〈源・夕顔〉
とおせん‐ぼう【通せん坊】
1 両手を広げて道をふさぎ、人が通れないようにする子供の遊び。とおせんぼ。 2 通路をふさいで、行く先や交通をさえぎること。とおせんぼ。「トラックが—をしていて通れない」
ぶん‐き【分岐】
[名](スル)行く先が別々に分かれること。ふたまたになること。「道がここで—する」
まい・る【参る】
[動ラ五(四)]《上一段活用動詞「まいる」に「い(入)る」の付いた「まいいる」の音変化で、貴人のもとに参入する意が原義》 1 「行く」の謙譲語で、行く先方を敬う。 ㋐神仏に詣でる。参詣する。...
的(まと)が立(た)・つ
罰(ばち)が当たる。「この罰(ばち)たった一つでも、行く先に—・つ」〈浄・天の網島〉
みずさき‐あんないにん【水先案内人】
1 ⇒水先人 2 (比喩的に)先導して行く先を示す人・役目。「改革開放の—」
水(みず)の流(なが)れと身(み)の行方(ゆくえ)
水の流れて行く先と、人の行く末とはどちらもはかり知ることができないということ。人生の定めがたいこと、前途がどうなるかわからないことのたとえ。水の流れと人の身。