ぎょう‐ぶ【行歩】
歩くこと。歩行。「身に病付きて—することあたはず」〈今昔・一三・二〇〉
ぎょう‐ぶっしょう【行仏性】
仏語。法相(ほっそう)宗で、修行によって仏性を得ること。→理仏性
ぎょう‐ほう【行法】
1 (ギャウハフ) 法律を執行すること。 2 (ギャウホフ) 《古くは「ぎょうぼう」》仏語。仏道を修行すること。また、その方法。特に、密教の修法をいう。
ぎょう‐まつ【行末】
文章の行の終わり。⇔行頭。
ぎょう‐りき【行力】
仏道を修行して得た力。
ぎょう‐れつ【行列】
[名](スル) 1 多くの人や物などが列をつくって並ぶこと。また、その列。「店頭に—ができる」「—して開場を待つ」 2 供奉(ぐぶ)の列をなして行くこと。また、その列。 3 数字や文字を方形に並...
ぎょうれつ‐さんじゅう【行列三重】
歌舞伎下座音楽の一。数人合奏の三味線に大拍子・双盤などの入るにぎやかなもの。大名の行列に使う。
ぎょうれつ‐しき【行列式】
行列の要素が一定の規則で展開され、決まった値をもつもの。例えば、1行目の要素がa、bで、2行目の要素がc、dである2行2列の行列ではad−bcの値となる。
ぎょうれつ‐りきがく【行列力学】
座標・運動量などの物理量を行列で表し、その行列の間に交換関係を設定して解析する量子力学の一形式。ドイツのハイゼンベルクがボーアの理論をもとに作り上げ、のちにシュレーディンガーの波動力学と同等であ...
くだり【行】
《「下(くだ)り」と同語源》 [名] 1 着物の縦のすじ。「袂(たもと)の—まよひ来にけり」〈万・三四五三〉 2 上から下までの一列。文章などの行(ぎょう)。「—のほど、端ざまに筋かひて」〈源...