から‐の‐おんぞ【唐の御衣】
「唐衣(からぎぬ)」に同じ。「まだ御裳、—奉りながらおはしますぞいみじき」〈枕・二七八〉
かり‐ぎぬ【狩衣】
《もと、狩りなどのときに着用したところから》古代・中世、公家が常用した略服。胡服(こふく)系の盤領(まるえり)で、前身頃(まえみごろ)と袖が離れており、袖口にくくりの緒がついている。布製であると...
かりぎぬ‐のうし【狩衣直衣】
⇒小直衣(このうし)
かり‐ごろも【狩衣】
[名]狩りのときの服。かりぎぬ。「秋の野の露わけきたる—葎(むぐら)しげれる宿にかこつな」〈源・手習〉 [枕]「裁つ」「着る」「掛く」「裾」「紐(ひも)」の縁から、あるいは乱れたり傷んだりす...
かわ‐ぎぬ【皮衣】
「かわごろも」に同じ。「表着(うはぎ)には黒貂(ふるき)の—」〈源・末摘花〉
かわ‐ごろも【皮衣/裘】
1 毛皮で作った衣。かわぎぬ。 2 僧衣。また、僧。「山深く行ふ僧の—よものかせぎもきてなれにけり」〈藻塩草・一四〉
かん‐い【寛衣】
ゆったりと大きく作った着物。
かん‐い【浣衣/澣衣】
衣服を洗うこと。また、洗った衣服。
かんとう‐い【貫頭衣】
布の中央に穴をあけ、そこに頭を通して着る、原始的な形の衣服。
がい‐い【外衣】
上着。また、外套(がいとう)。